本のこと③
はろーはろー私です。
えっと、今日は本の感想です。
スペンサージョンソンさん『チーズはどこへ消えた』です。
だいぶ前に流行った本ですね。
あらすじは
迷路の中で、チーズを探す2匹のネズミと2人の小人のお話。
安心できる場所が見つかるんだけれど、それはいつまでも安心できる場所ではない。
安心できる場所が突如消え去った時、2匹と2人はそれぞれの考えで動き出す。
当たり前だと思っていたものが崩れ去った時、2匹と2人、あなたはどのタイプか。
永続的な安定はない。物事も状況も必ず変化していく。今ある状況は常に動くものと捉え、その変化にどうあなたはどう対応していくか、変化を恐れずに受け入れていこう、みたいなことが書かれている本です。
この本、実は前にも読んでます。久しぶりに読んでみました
今の私ならどう感じるかなって。
結果、あまり変化はありませんでした。笑
いや、違うか。
あの時はたぶん、『ふーん』くらいで感想なんてなかったので。
今は違う。
私は2人を足して2で割ったような感じ。
小人さん①は物事の変化におびえ何もしない
小人さん②は最初は怖がるけれど、それでも変化に対応しようとする
ねずみ①は変化についていくけれど、猪突猛進
ねずみ②は変化についていくけれど、特別鼻が利くのでねずみ①よりは少しだけ効率的
といった感じ?
ねずみのように瞬発的に動くことはできない。
でも、小人さん①のように変化におびえて何もできないってこともない。
というか、今の私が変化におびえて何も出来なかったら生活が成り立たなくなるので。
結果的に、小人さん②のようになるしかなかった。
でも、変化は怖いです。
といったところでしょうか。
流れる水は腐らないけれど、たまった水は腐る。
物事は常に変化する。
そんなこと頭ではわかっているけれど。
慣れた職場で働いて
安心できる人と一緒に暮らして
そんな安定安心を望んでしまうのはだめなのだろうか、と考えてしまう。
ぶっちゃけ、私の職はかなり異動が多いです。
異動ですらない。様々な所を掛け持ち、年単位で転職。
ある種、それが自然な働き方として受け入れられている職なので。
フリーランスみたいな感じです。
安定とは程遠い。
だから、知識を増やして
技術を身につけ
食っていけるようになる。
そのために必死で毎日過ごしています。
安定安心を望む私が不安定がベースの職に就くとはなんともまぁ、人生はままならないな、と思うわけです。
おしまい。