自称する奴にロクな奴はいない
はろーはろー私です。
人って自分を様々な方法で定義づけするじゃないですか。
その中でも、いわゆる
自称サバサバ系
自称自由人
自称変人
と、自分を定義づけする人。
私はこの人たちが苦手です。
そもそも、そういった特徴は自称するのではなくて、他者から得られる評価だと思うんですよ。
特にサバサバ系と自由人
これを自称してる奴はロクな奴がいない。
タイプは違うけど、この2つの共通項は相手を不愉快にさせるということ。
サバサバ系ではなくてただガサツなだけ
自由人ではなくてワガママ、自分勝手、傲慢なだけ
ネガティブな面をこれらの言葉を免罪符にすることで、相手を不愉快にしようが傷つけようがおかまいなし。
本人はそれを良い所だと思ってるから尚更、タチが悪い。
変わらないし、変われない。
人間が変化するのって大変な訳だけど。
特に齢30を超えると変わるのって本当に難しいって思うんです。
30年以上、自分で自分に染み込ませた思考を変えるのってそうそう上手くはいかなくて。
そうやって生きてきた訳だから、その思考を否定されると今までの自分を否定された感覚になる訳だ。
だから見ないふり、気が付かないようにする。
気が付けないから変化もしようがない。
そもそもサバサバ系も自由人も良いイメージだけだと思ってる時点でお察し。
サバサバ系も自由人も良い意味だけじゃねーぞ?と。
もちろん良い意味で使われてることもあるけどさ。
自称変人についてはちょっと別。
没個性が悪みたいな風潮があるから変=特別みたいな感覚になるんだろうな、と思う。
もしくは自分という感覚がなかったり自分には何も無いって感じちゃうから一生懸命、定義づけしてる。
でも、この感覚は大学生位までの話。
これを社会人になっても自称してる奴は痛々しい。
何も無いからこそ、定義づけしたい。何者かになりたい。その姿が痛々しい。
関わりたくは無いけど、可哀想だなとは思う。
かの文豪夏目漱石もこころ(だったかな?)で言ってたもんね。
個性とは自称して装うものではない。
何も無いから自称して装わなきゃならない。
本当の変人は自分を変だなんて思わないので、自称することもない。
うろ覚えだけど。
なんにせよ、自称する奴にロクな奴はいない。
そんなことを考えてました。
おしまい。