本のこと④

はろーはろー私です。

今日は読み終わった本について書きます。

伊坂幸太郎さん『マリアビートル』です。

はい。この前読んだAXの1つ前のお話です。

以下引用

『幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利きの二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。』

引用ここまで

というお話。

もうね、すごく面白かったです。

AX読んじゃってるのでだいぶネタバレ的な感じになっちゃってるのは否めないんだけど。

それを超越して面白かったです。

各々が各々の思惑で動くので場面がくるくる変わるんだけど混乱しない。

戦闘シーンもありますが簡潔なのでイメージしやすい。

性格は正反対、見た目は双子同然な檸檬と蜜柑が好きでした。難しいことは分かりませんが、この2人のやりとりがいいなぁと思いながら読んでました。

最近、何を言って、何を言わないかについて考えることが多いからなんだろうけど。

伊坂幸太郎さんってイメージに必要な情報を過不足なく与えてくれるんだなって思いました。

場面がすごくイメージしやすい。

無理なくイメージできる。

これってすごいな、と。

ちゃんと人物が確立してるから訳分からなくなることも無い。

ここまで来たら三部作の最初、『グラスホッパー』も読もうかなぁと思っているところです。

おしまい。