本のこと⑨
はろーはろー私です。
今日は本の感想ですよ。
今村夏子さん『父と私の桜尾通り商店街』
早速あらすじ(以下、引用)
『違和感を抱えて生きるすべての人へ。不器用な「私たち」の物語。桜尾通り商店街の外れでパン屋を営む父と、娘の「私」。うまく立ち回ることがきず、商店街の人々からつまはじきにされていた二人だが、「私」がコッペパンをサンドイッチにして並べはじめたことで予想外の評判を呼んでしまい……。(「父と私の桜尾通り商店」)全国大会を目指すチアリーディングチームのなかで、誰よりも高く飛んだなるみ先輩。かつてのトップで、いまは見る影もないなるみ先輩にはある秘密があった。(「ひょうたんの精」)平凡な日常は二転三転して驚きの結末へ。』
引用ここまで
不器用っていうのがよく分かる人たちのお話でした。
人と関わりたいんだけど上手く関われない
上手く生きることの出来ない人達のお話。
やっぱりタイトルになってるだけあって父と私の桜尾通り商店は面白かったです。
短編集なので他にもモグラハウスとか、せとママの誕生日とか白いセーターとか色々あったんですが。
モグラハウスのちょっと不器用でストーカーじみてる感じとか
白いセーターの良いように押し付けられちゃって上手く対処できない感じとか
好きでした。
今村夏子さんの本を読みたいところではあるのですが、Kindle Unlimitedにはもうないんですよね……
少し今村夏子さんの本はお休みにしようかな、と思います。
他にも気になる本がたくさんあるので。
今度はどんな本を読もうかなぁとわくわくしています。
おしまい。